相田みつを先生の凄いところは、この若き日の大変だった時代を一切隠すことなく、逆に
「なか川のおばあちゃん(初代女将 中川光子)に助けられたんだ」
ということを見ず知らずの人にも講演会でも隠さず話するところ。
本当に素敵な方です。
相田みつを先生の後ろポケットにあるお財布には、
いつも「自分の母親」と「初代女将 中川光子の写真」を持ち歩いている
という、なか川にはとても嬉しいエピソードも残っています。
相田先生の言葉「おかげさん」という気持ちを一番持っていた方なのです。
これは、相田みつを先生が懇意にしていた人の中では、当然のように語られる有名な話ですが、
一般的には作品の多くは取り上げられても相田みつを先生の人物像・素晴らしい人柄が
まったく語られていないのが残念でなりません。
「当時の相田みつを先生の講演会に参加したことあるんだよ」
「あちこちで初代女将の話を聞いている」
と、遠方からお越しのお客様がお声かけてくださることもありました。
相田みつを先生も今日(2021年3月)生きていたら97歳。
こういう講演会を聞いてくださった方、
実際に相田みつを先生と懇意にしていた「人間相田みつを」を知る人が
少なくなってきたことが残念です。
生き証人がいるうちに、真実の相田みつをの人柄を
語られる番組ができたらいいなと切に願っております。
(TV関係者の方みていたらお願いします)