なか川の
こだわり
なか川のお蕎麦には、
たくさんの美味しさの秘密があります。
蕎麦だけでなく、
日本酒やその楽しみ方まで、
知るともっと楽しめる、
なか川ならではのこだわりをご紹介します。
なか川で扱う在来種の蕎麦とは?


なか川で扱う蕎麦は在来種のそば。ご存知ですか?在来種のそばは、「絶滅危惧種」と言っていいほど貴重のそばの実。古来から日本各地で育ってきた「自然のそばの実」で、本物の在来種は蕎麦の味が濃く、しっかりした食感です。在来種の栽培は難しいため、現在栽培されている99.9%以上が品種改良された品種です。その品種改良種の近くで栽培すると、在来種のそばの実は変化してしまい、味わいも食感も変わってしまうのです。種があっても栽培が難しく、とても貴重なため、有名店でもなかなか食べられない珍しく美味しいそばなのです。
コラム

在来種と品種改良種はここが違う!
昔ながらの在来種と、今や主流となる品種改良種の違いを詳しくご紹介します。

自店の畑で蕎麦の栽培から手がけます
なか川は、希少な在来種のそば粉を入手できる日本でも数少ない蕎麦屋の一つ。なぜなら、そばの畑を所有し、栽培から手がけているからです。希少な蕎麦の実を栽培し、自家製粉まで自社で行なっています。お店で提供するそばに使用するのはもちろんですが、東京の有名老舗の蕎麦屋さんやミシュランに掲載されるそば店に、そば粉を譲ることもある逸品です。お蕎麦好きのあなたが名店で召し上がったお蕎麦も、もしかしたらなか川のそば粉だったかもしれませんね。畑を複数持つことでできる新そばの楽しみ方もあります。それは後ほど。。。

新そばを夏と秋、年2回も楽しめます
一般的に新そばの季節といえば秋!香り高い新そばは格別ですよね。お蕎麦好きの方も、楽しみしている新そば。その新そばを、なか川ではなんと年2回も楽しむことができるのです。複数の畑を持っていますので、いくつかは、早目に種をまき、秋よりも先に7月にも夏蕎麦として、新そばが収穫されます。まだ新そばが出回らない季節に、どこよりも早く、新そばが楽しめるのです。もちろん、通常の時期にも収穫があるので、秋蕎麦も楽しめます。夏も秋も、早い時期から長い期間新そばを楽しめるのは、なか川ならでは!
蕎麦の味を決める「水」
渡良瀬山系の豊かな伏流水に恵まれた足利は、古くからそばの街と呼ばれています。なか川は、この足利の地で旅館を創業した当時から、18メートルもの井戸を使ってきました。都市開発の余波で近隣の井戸が枯れてしまう中、なか川の井戸水は未だに豊富で、毎日のそば打ちに欠かせない存在です。
**相田みつをの書「水」は、なか川三代目が旅館から、そば屋へ新装した時にプレゼントされたものです。**

そば屋の伝統手打ちの二八そば
そばの挽き方は、1~4番まであり、そばの実の中心部分のみの一番粉だけを使用する色白の更科そば。それに、二割の中力粉を加え打つ二八そばが江戸時から伝わるそばの流儀。貴重な在来種*の更科粉を使った老舗そば屋の心意気とも言える二八そば。のど越しがよく、そばの風味・味は格別、なか川の顔でもあります。さらに、十割田舎そば、二八田舎そばもご用意しております。※繁忙時は、伝統の更科二八そばをご提供いたします。
**相田みつをが常用した旅館なか川の八畳部屋をそば打ち部屋としてしようしています。**

老舗そば屋が認める全国新そば会に加入
そば屋が憧れる老舗御三家「やぶ」「砂場」「更科」をトップに、日本の老舗そば屋自身が選ぶ銘店約100店が集う、日本で唯一のそば店全国組織です。江戸時代から続く、昔ながらのそば屋本来の流儀、「良き古き文化」を守るお店だけが加入できるのです。2013年、なか川も「全国新そば会」の一員として招待され、日本中の有名蕎麦屋と交流のある栃木県のそば屋になりました。蕎麦の味わいととも江戸から続くそば屋の文化を感じ、楽しんでいただければ幸いです。

コラム

そば屋のルーツをひもとくと、そばの楽しみ方が変わるかも。
伝統と文化とそば屋の楽しみ方をご紹介します。